宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―

リーディングサンプル&メモ
「日向坂46」の各メンバー
― ソーラーチャートでご紹介 ―

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「宝瓶宮占星学 第2章 実技編」です。
ホロスコープ・リーディングのサンプル&メモとなるページです。
初回は、独立編に続き、日向坂46のメンバーのリーディングです。

強烈な個性(キャラ)を内包し発揮していく丹生明里

丹生明里

↑ タルタルチキン 丹生明里(水瓶宮)。

●第1稿 : 2021年10月 1日アップ


※昨年のブログ記事のリライトです。




●グルーピング

●日向坂46のメンバーを、次の6つに「グループ分け」して順番に一人ずつお届けしてまいります。

牽引グループ」…佐々木久美(水瓶宮)、加藤史帆(水瓶宮)、佐々木美玲(射手宮)。

乙女宮グループ」…斉藤京子(乙女宮)、高瀬愛奈(乙女宮)、小坂奈緒(乙女宮)、金村美久(乙女宮)、東村芽衣(獅子宮or乙女宮)。

サポート・グループ」…渡邉美穂(魚宮)、富田鈴花(山羊宮)、松田好花(牡牛宮)。

セレクション・グループ」…高本彩花(蠍宮)、影山優佳(牡牛宮)、潮紗理菜(山羊宮)、河田陽菜(獅子宮)。

アクセント・グループ」…宮田愛萌(牡牛宮)、丹生明里(水瓶宮)、濱岸ひより(天秤宮)。

3期生グループ」…上村ひなの(牡羊宮)、橋未来虹(天秤宮)、森本茉莉(魚宮)、山口陽世(魚宮)。
※上村ひなの以外は「新3期生」。

テレビをはじめメディアへの露出が多い日向坂46のメンバーを「リーディング・サンプル」としてご紹介しているシリーズです。60〜80年代アイドルのように、“つくられた偶像”では素の個性(キャラ)が見えないのでサンプルにはなりません。

その点、初期〜全盛期までのAKB48をはじめ日向坂46は、「素の個性」(キャラ)で“勝負”できるバラエティー・センスをそなえているメンバーが多いのです。


《 丹生明里(にぶ あかり)のソーラー・チャート 》

「日向坂46」は、人見知りや成長途上のメンバーでも、素の自分を出す“思い切り”のよいメンバーが多いので、「サンプリング」に適しています。

宝瓶宮時代がはじまった平成の末期やミレニアム世代で構成される「日向坂46」はピッタリです。

いくつかにグルーピングしてお届けしていますが、全体では17人め、先回からの「アクセントキャラ・グループ」では2人めとなる「丹生明里」(水瓶宮)の「ソーラーチャート」とその特徴のご紹介です。

丹生明里の「ソーラー・チャート」は、次のとおりです。


丹生明里


出生時の「太陽」をASC(Ascendant アセンダント=上昇点)の位置におきイコール・ハウスシステムまたハウスホイールでの「ソーラー・チャート」につきましては、これまでのシリーズをご参照ください。

One-Point ◆ 前回のメンバーもそうですが、丹生も“ボウル型”のホロスコープになっています。必ず正反対の位置にくる「ドラゴン・ヘッド」または「ドラゴン・テール」をのぞくと、出生時間によって異なりますが、約180度〜190度/360度の半球に星が集中しています。



《 「太陽」が軸のT矩が最大の特徴 》

丹生の場合の特徴は、“ボウル”の底にあたる位置に、魚宮の影響圏にある水瓶宮の「太陽」が位置していることです。

さらに、「太陽&水星&天王星(共鳴星)」の三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0度)です。

それゆえ、「太陽」をはじめ三重合(0度)の星を軸に、「月&火星」の合(コンジャンクション=0度)と「木星」また「土星」との衝(オポジション=180度)が、強力なT矩(Tスクエア=90・90・180)を形成するホロスコープになっています。

これが、「丹生明里」(水瓶宮、19歳)の「ソーラー・チャート」の最大の特徴です。

One-Point ◆ この強力なT矩=90・90・180は、一見、迷いを内包する側面はあるものの、象意的にはそうは見えにくかったり、強烈な“個性”を発揮するものになっています。




《 「対立二元論」の“吉凶解釈”でなく 》

もう一つ、牡羊宮の「金星」を軸に「ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テール」のT矩(90・90・180)があります。

かつての西洋占星術は、星を「吉星」と「凶星」にわけ、アスペクトも「吉座相」と「凶座相」にわけて、「対立二元論」の“吉凶解釈”による占断を行なってきました。

しかし、宝瓶宮占星学は違います。

宝瓶宮時代は、「共鳴関係論」の時代なので、宝瓶宮占星学では“吉凶解釈”は行ないません。

というか、もはや宝瓶宮時代生まれや、日向坂46のように平成末期やミレニアム世代の子たちに、古い西洋占星術の“吉凶解釈”をすると間違うことが起こります。

星に吉凶は関係なく、“個性”(キャラ)を活かす時代だからです。

One-Point ◆ とくに芸能界は、T矩=90・90・180や大十字=90度×4は、個性(キャラ)にしやすい分野です。また、宝瓶宮占星学でいう「個性(キャラ)」には、“民度”などをふくめた人格的な意味合いもありますので、ご留意ください。




《 T矩=90・90・180は“凶”ではない 》

「当たる/当たらない」の占術は、過去の遺物です。

「数理法則」に基づく“原意”や星の本意(ほんとうの象意)から、吉凶に関係なく、そのまま素直に「個性」や「才能」また「運勢」などの“共鳴リーディング”を行なう時代に入ってきています。

もちろん、どう解釈されるかは皆さまのご自由です。

ただ、これまでサンプリングしてきた経緯から「日向坂46」メンバーは、理論的にも実際的にも、安易な“吉凶解釈”をとらにほうが適切だと確認できています。

上掲の丹生明里の「ソーラー・チャート」においても強力なT矩=90・90・180は、決して“凶”ではないことは、日向坂46のなかで他番組での丹生の活躍を見れば明らかでしょう。

One-Point ◆ “凶”どころか、むしろ逆で、ほかの人にはない強烈な個性(キャラ)を丹生明里が“内包”し発揮していくことを象わしています。ひと言でいえば“多芸多才”です。




《 パーソナル・プラネットとT矩 》

くだんのT矩=90・90・180が、個人において重要な「太陽」と「月」をはじめ、影響力の強い星や“正反対”の象意をもつ星によって構成されているために、複雑な個性(キャラ)を内包することになります。

たとえていえば、“ジキルとハイド”ではありませんが、丹生明里は相応に異なる“キャラ”や“言動”をはじめ、幅広い“感性”や“才能”また“運勢”をみせる“不思議ちゃん”的な知性や行動の“個性”(キャラ)をもつことになります。

その特徴が誰よりも顕著なのは、すべての「パーソナル・プラネット」が、T矩=90・90・180を構成する星になっていることです。

それもあって、丹生明里は、状況に呼応して星の“個性”(象意)を多彩に表現できる可能性をもったタイプになっています。


One-Point ◆ 「パーソナル・プラネット」というのは、主に“個人”を象わす星で「太陽」「水星」「金星」「月」「火星」の5つの星です。これに対して、宝瓶宮占星学では“運勢”的な影響力をもたらす木星以遠の5つの星を、「ソーシャル・プラネット」と呼んでいます。




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