宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しい西洋占星術―
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●第1稿 : 2023年11月28日アップ
「星のディレクション講座」のさわりを1つ2つご紹介します。
アストロロジカル・エイジ(旧称:占星学的な時代区分)と宇宙波動エネルギーです。
いずれも“分水嶺”のピークを越えて「宝瓶宮時代」を生きるために必須の根幹の知識です。
「えーっ、そんなこと言ったって、アストロロジカル・エイジも宇宙波動エネルギーも初耳ぃー」
だからこそ、かつての双魚宮時代の社会通念が通用しない社会になっていきます。
まずは、馴染みの良いところから、アストロロジカル・エイジと12サイン(宮)の関係です。
このことを知らないと、ホロスコープ・リーディングは成り立ちません。
知らないプロを自称する占星術研究家や占星術師またコアな占星術マニアがいたら、もぐりです。
今日のホロスコープの「牡羊宮」「牡牛宮」にはじまり、最後の「水瓶宮」「魚宮」に至るまで、12サイン(宮)はアストロロジカル・エイジによって規定されます。
なぜなら、いずれも12サイン(宮)がはじまる「春分点」によって定まり、象意化されていくためです。
「春分点」は固定しておらず、地球の自転軸自体が32・4度の傾きを保ったまま、ゆっくりと回転していく歳差運動によって、約72年に1度づつ黄道上を移動しています。
One-Point ◆ 太陽の通り道「黄道」と地球の赤道を宇宙に投影した「天の赤道」の交点の1つが「春分点」で、もう1つが「秋分点」です。それがホロスコープと何の関係があるのと言われそうですが、メチャクチャ関係しています。
というわけで、「春分点」は黄道上を12サイン(宮)とは逆回りにゆっくりと、約25,920年(計算値)の宇宙的周期をもって移動しています。
これをプラトン年(グレート・イヤー)と言います。
プラトン年を12等分したものがプラトン月(グレート・マンス)で、約2,160年(計算値)で移り変わる人類歴史の“暦”とも例えられる「アストロロジカル・エイジ」です。
その一つが、紀元前2世紀以降の双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)であり、宇宙波動的には1989年以降の今後の宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)です。
運勢変化や時代変化を象わす主にソーシャル・プラネットによってもたらされる「星のディレクション」は、このアストロロジカル・エイジをベースとしたものです。
そのため、2024年の“分水嶺”のピークを越えていく今後は双魚宮時代の古い解釈にこだわっていると、間違いやすくなります。
One-Point ◆ 当然です。象意の大前提となる“宇宙波動エネルギー”が徐々に変わっていくためです。茹でられるカエルのように、いい湯だなと思っていると、いつの間にかたんぱく質が固まる温度を超えて昇天してしまいます。
●「ホロスコープ作成ソフト」の普及は、便利さと同時に弊害を生みました。
「天文暦」や「室項表」の数字の羅列とにらめっこしながら、手計算でホロスコープを作成する必要がなくなり、今や「ホロスコープありき」になったためです。
根本の仕組みをご理解されていない方がいらっしゃいます。
なぜ、そのような解釈ができ象意が生まれるのか分からないまま、過去の誰かの象意解釈を踏襲するしかありません。
それは、古い双魚宮時代にもとづく解釈ゆえ、時代が変化してもご自身で応用した解釈が可能なように、本意(基本の象意、ほんとうの象意)を押さえておくこは“分水嶺”のピークの今後は欠かせないと考えます。
ちなみに、本意は「基本三数」が展開された「数理法則」に基づく論理的な象意の原点となるものです。
宇宙波動エネルギーは、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」に伴ない、時空を超越した共鳴関係をもたらす未知の作用ですが、ここでのご説明は煩雑になりますので、割愛させていただきます。
いずれにしても、アストロロジカル・エイジの仕組みや変遷をご理解されないと、占断ミスやリーディング・ミスが次第に避けられなくなります。
次です。
「春分点」の移動によって、アストロロジカル・エイジは、約2,160年(計算値)のサイクルで変遷し、「北極星」となる星が移り変わっていくように、実は12サイン(宮)の位置は約72年に1度ずつズレています。
12サイン(宮)の始点は「牡羊宮」の0度ですが、これは「春分点」の位置です。
その反対側の位置、「天秤宮」の0度は、「秋分点」の位置です。
太陽がこれにジャストの合(コンジャンクション=0度)をとる日が、それぞれ「春分の日」と「秋分の日」です。
One-Point ◆ あるネット記事か何かで「今年は天秤宮0度と秋分の日が重なる特別な年です」という一文を見て、あ、この占星師はホロスコープの基礎を知らないまま、主観的な占断を繰り返しているんだろうなと、勝手に思いました。
断言できます。
当サイトで、時間とともに運勢変化や時代変化を共鳴関係によってもたらす“宇宙波動エネルギー”というのは、別の表現をすれば適切かどうかはともかく「宇宙意志エネルギー」のことです。
古い記事で恐縮ですが、「時間の正体は意志である」という旨を書きました。
宇宙この世界の“時間変化”というのは、“宇宙意志”の象われです。
それが、“運勢変化”や“時代変化”を象わす「星のディレクション」の背後にあって、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」に伴なう“宇宙波動エネルギー”の正体といえば正体です。
賛否はご自由ですが、でないとホロスコープ・リーディング自体が成り立ちません。
宝瓶宮時代のアストロロジーが真骨頂とする「星のディレクション」の“サクラメント”(恩寵、秘跡)となるものです。
One-Point ◆ 一体不可分の「基本三数」のはじまりとなる「1数」を「1数=時間(意志)」と表現するのはそれゆえです。すべては「1数」(時間、意志)によってはじまります。出生時間によって変化するホロスコープは、宇宙がもたらす「時間」また「意志」による数理模式図です。
「星デレ講座」は、名称こそ平凡ですが、“分水嶺”のピークを越えていく昨今ゆえご理解が必要な内容です。
原点に立ちかえって、宝瓶宮時代のアストロロジーの真骨頂をお届けする秀逸なテキスト講座になっています。
ご理解できるまで、何度でもお好きなときに読み返せるように、拡大してもキレイなPDFによるテキストをベースとしています。
一方、文字を読むだけでは波動が伝わりづらいとお考えの方もいらっしゃると存じますので、ご希望の方には音声のみのスカイプでの補習講座も可能です。
早割でお申し込みの方は無料です。
早期お申込み割引きの期間は、“分水嶺”のピークのおり、現実の社会変化との兼ね合いで決めかねているのが正直なお話です。
期間がハッキリせず申し訳ありませんが、何卒ご容赦をお願い申し上げます。
One-Point ◆ 詳しくは「星デレ講座」の中で初学者の方にも分かりやすく、またプロの方にもご参考になる内容でお届けいたします。ハードルを上げるのは本意ではなく、誠意、ほんとうのところを論理をもって、ちゃんとお伝えせんがためです。
※「星のディレクション講座」また「講座要綱」はこちらからご確認できます。
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