宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「運勢ディレクション」

No.947 / 2025.09.15 〜 09.28

「今週の運勢」は、牡羊宮〜乙女宮、天秤宮〜魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「天秤宮〜魚宮」は、「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」をご覧ください。


● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年 9月14日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。

※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。


今週のホロスコープ

今週(2週間分)の中日「9月22日」(月)午前0時のホロスコープです。

今週のホロスコープ

概 容

とんでもないホロスコープが出現しました。

いつも今週(2週間分)の中日となる月曜日のホロスコープを掲載しているのですが、当日は9月22日新月です。

その新月(太陽と月の合:コンジャクション=0度)の翌日が秋分の日なので、秋分点と合=0度で、「霊識開元」の複合ディレクションをもたらしている春分点に合=0度の「海王星」を頂点とする土星外惑星(トランス・サタニアン)の小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)と衝(オポジション=180度)をとり、大三角凧(トライン・カイト=60/60/120/120度)を形成します。

新月ということを除けば、それだけなら今の時期はあって当然です。

ですが、「太陽&月」を頂点とすることもさながら、今度は「太陽&月」を尻尾として、乙女宮初頭の「金星」と天秤宮末尾の「火星」を底辺にYOD凧(ヨッド・カイト=30/30/150/150度)が形成されます。

ことはそれで終わらず、なんと「霊識開元」の土星外惑星(トランス・サタニアン)を底辺の星として、「金星」も「火星」もYOD=60/150/150度)の頂点をとっているのです。

要は、YOD=60/150/150度を構成する3点が、お互いに頂点となり、また底辺となって、完璧なYOD=60/150/150度を形成する22日の新月や23日の秋分の日となります。

「霊識開元」また“既存権力の崩壊”のディレクションが初動のときにあるこの時期に「マジか!」。星の動きと配置(アスペクト:局面)は人知を越えたデレクション(運勢変化、時代変化)を象わします。「基本三数」解釈が重要で、地上の人為解釈で天意が見えてくることはありません。

今週の星の動きのポイント


今週は、18日に「水星」が天秤宮に入宮します。

翌19日には「金星」が乙女宮に入宮です。

これによって、天秤宮の「水星」と乙女宮の「金星」がお互いに相手の共鳴サイン(宮)に位置するため「交歓」(ミューチュアル・レセプション)が形成されます。

22日には「火星」が蠍宮に入宮します。

翌23日に「太陽」が天秤宮に入宮するため、秋分の日です。

乙女宮終盤の「太陽&水星&ドラゴン・テール」は三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0)で、魚宮の「ドラゴン・ヘッド」と衝(オポジション=180度)です。

One-Point ◆ 時間の進展にともなう星の動き、すなわち位置関係の変化は密接に地上の出来事と関連しています。絶対的や強制的ではないために気づきにくいのですが、「基本三数」とともにある“宇宙波動エネルギー”によって共鳴関係をもつため“迷信”や“妄想”とはなりえません。


今週の新月or満月andトピックス


今週は9月22日が新月です。

乙女宮29度の「太陽」で、「月」がジャストの合(コンジャクション=0度)をとるのは朝の5時頃です。

上掲の「今週のホロスコープ」に書いたとおりで、単なる新月にとどまりません。

国民が目覚めていくほど、“既存権力の崩壊”を望み、変化がもたらされていく新月の時で、“革命的”な出発点になります。

One-Point ◆ 先回8日の皆既月食の「満月」と言い、今回の完璧なYOD=60/150/150度を伴なった「新月」と言い“既存権力の崩壊”は待ったなしに進んでいきます。が、「霊識開元」の複合ディレクションははじまったばかり、まだまだその序章です。



《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

牡羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、「金星」と「火星」を底辺とし、春分点の「海王星」を頂点とするのみならず、秋分点の「太陽&月」を尻尾とするYOD凧(ヨッド・カイト=30/30/150/150度)です。

ほかにもあるのですが、これに尽きます。世俗なケースで言えば“恋愛幻想”(異性妄想)で、そうでなくても、われ知らず、どこかしら幻想や妄想を抱いた言動や決断をしやすくなります。

【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮の今週の運勢の見方のポイントは、完璧なYOD(ヨッド=60/150/150度)の頂点をとって蠍宮に入宮していく「火星」、また上方矩(アッパー・スクエア=90度)の水瓶宮1度Rの「冥王星」で、双子宮1度Rの「天王星」と秋分点の「太陽」による大三角(グランド・トライン=120度×3)です。

陰に陽にパワフルで、自己変革や天辺また解明や新たな理想などを描き、志向されて活力が増すときです。いずれであってもワンマンや傲慢にならず、謙虚さを保っていれば問題はありません。

【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮の今週の運勢の見方のポイントは、双子宮1度Rの「天王星」で上三分(アッパー・トライン=120度)の「冥王星」と下三分(ロウアー・トライン=120度)の「太陽&水星」との大三角(グランド・トライン=120度×3)です。

端的に「霊識」を伴なって、本来の自分自身へと開元していく考え方や思考の大変革また大改革といった唯一無二の独自の個性や才能を視野に、よい意味での本物のオリジナリティーを策定され体現を視野にされていくキッカケのときにされるとよいときです。

【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の天秤宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)の秋分点直近の「太陽&月」の合(コンジャクション=0度)です。

上掲の「今週のホロスコープ」に書きましたように、単なる新月ではなく「霊識開元」や完璧なYOD凧(トライン・カイト=30/30/150/150度)の尻尾に位置することもあって、現代を見据えた「霊識」への新たなご自身や人生の再スタートを視野に模索されていかれるとよい今週です。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮の今週の運勢の見方のポイントは、対宮の水瓶宮1度Rの「冥王星」と、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の蠍宮に入宮する「火星」で、それらがとるさまざまに複雑なアスペクト・パターンの数々です。

複雑なので一筋縄ではいきませんし、ご対応が難しくなりますが、これまでのご自身の言動や生き方のリメイクを模索されるのによく、相応に時間が必要になると存じますが、将来的な飛躍ジャンプのために一旦しゃがみ込んでスタンバイしていくようなときとして、とらえられるのも悪くはないときです。

【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮の今週の運勢の見方のポイントは、乙女宮に入宮する「金星」で、「霊識開元」の複合ディレクションをもたらしている土星外惑星(トランス・サタニアン)と何かとアスペクト(位相、座相)をとって、複雑な局面がもたらされていることです。

従来どおりの理想の自己像を描くだけでは課題を伴うことになりやすいのですが、今後の宝瓶宮時代の実働社会に向けた本物の「霊識」や独自の個性また才能の発揮を、旧来にこだわらずに視野に入れて客観視されていかれることもお考えください。

One-Point ◆ 9月22日の「新月」をメインに、完璧なYOD(ヨッド=60/150/150度)またYOD凧(ヨッド・カイト=30/30/150/150度)を伴なう今週です。あえて端的に申し上げれば、どこまでご自覚されるかはともかく、否応なく個々に「霊識開元」に向かわざるを得ない今週になっています。


*ご注意 : ここに書いた内容は、ご参考に留めおきください。不特定多数を対象にした「星のディレクション」をリーディングしたものなので、個々の出生日時によっては、時期や内容や範囲に個人差が生じます。また、今週の運勢単位では、個人の強い意志は、星のディレクションを超えて作用することが可能です。



【↑上に戻る】

※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。

Copyright(C) 2005-2025 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.