宝瓶星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―

今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮
隔週掲載
2週間分の「運勢ディレクション」

No.949 / 2025.09.29 〜 10.05

「今週の運勢」は、牡羊宮〜乙女宮、天秤宮〜魚宮を1週間おきに交互に掲載しています。
「太陽サイン」だけでなく「ASC=上昇点」や共鳴星のサイン(宮)などもご参照ください。
※「天秤宮〜魚宮」は、「今週の運勢2/天秤宮〜魚宮」をご覧ください。


● 隔週日曜日に更新予定です。
※2025年 9月28日アップ


注) 文中で「今週」という言葉は、表記期間の2週間分をさしています。
※「アスペクトの日本語表記」はこちらをご参照ください。
オーブ(許容度数)は、マイナー・アスペクトを除いて太陽が10度、それ以外の星は6度を採用しています。

【気ままなブログ】
宝瓶宮占星学のクオリアルな観点からの過去・現在・未来のホロスコープ
※ホロスコープや占星学、時事問題、日本の原点などの記事がメインです。

※【ご参考】 よりロングスパンの「年間の運勢」のもとでの「今週の運勢」です。


今週のホロスコープ

今週(2週間分)の中日「9月29日」(月)午前0時のホロスコープです。

今週のホロスコープ

概 容

今週のホロスコープのポイントは、蠍宮に入宮直前の「水星」です。

とくに奈辺に出生時の「水星」や星また基本点を持っていたり、三分(トライン=120度)をとる位置に星や基本点がある方もこれに準じます。
v 「水星」は“知性”や“コミュニケーション”などを象わすとされますが、個々人にとっては“意識”や宝瓶宮時代においては“関係性”や“法則”などが含まれます。

ということで、今週の「水星」は、“宝瓶宮時代の真実”を意識されていくことがデレクションされています。

「冥王星」を上三分(アッパー・トライン=120度)とする双子宮0度R「天王星」と、「木星」を下三分(ロウアー・トライン=120度)とする「土星」(&海王星)が底辺となって、「水星」を頂点とするYOD(ヨッド=60/150/150度)が形成されます。

のみならず、蠍宮直前の「水星」は、「冥王星」また「木星」を両サイドに矩(スクエア=90度)とするためです。

この解釈は単純ではありません。いずれであっても宝瓶宮時代の真実への“啓蒙週間”が象わされています。その方向に宇宙波動エネルギーとの共鳴関係が働き、発展がもたらされます。

今週の星の動きのポイント


今週は、10月7日に「水星」が蠍宮に入宮します。

「水星」は上述のように魚宮27度Rの「土星」と双子宮1度Rの「天王星」を底辺とするYOD=60/150/150度の頂点を今週(2週間分)の中頃にとります。

また、蟹宮23度前後の「木星」と、水瓶宮1度Rの「冥王星」と、それぞれに矩(スクエア=90度)です。

さらに、蠍宮入宮まで、乙女宮の「金星」と交歓(ミューチュアル・レセプション)です。

2つの星がお互いに相手の共鳴サイン(宮)に位置することを交歓(ミューチュアル・レセプション)と言います。

その「金星&ドラゴン・テール」と魚宮の「土星&ドラゴン・ヘッド」は衝(オポジション=180度)です。

今週中日の10月4日は、上掲のホロスコープのように魚宮をトランシットする「月」も加わり「月&土星&ドラゴン・ヘッド」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)が形成されます。

詳細は上掲のホロスコープをご参照ください。

One-Point ◆ ということで、「水星」がYOD(ヨッド=60/150/150度)の頂点というだけでなく、ほとんどの「星」と何らかの関係性(アスペクト:位相、座相)をとって“局面”をもたらします。「太陽」と「ケレス」そしてノーアスペクトの「火星」を除いてです。


今週の新月or満月andトピックス


今週は10月7日が満月です。

天秤宮14度の「太陽」で、「月」がジャストの衝(オポジション=180度)をとるのは、お昼の13時頃、牡羊宮8度の「ケレス」と合(コンジャクション=0度)です。

その前日6日の夕方は「月&土星&海王星」の三重合(トリプル・コンジャクション=0/0/0度)で、なおかつ「水星」を頂点とするYOD(ヨッド=60/150/150度)の底辺の一方を形成します。

自民党総裁選の翌々日で、上述の「今週のホロスコープ」にも書いたように“宝瓶宮時代の真実”に気づかれたり、啓蒙される方も少ないないでしょう。

One-Point ◆ 宝瓶宮時代の流れや方向性とわれ知らずとも共鳴されておられる方ほどそうなります。逆に双魚宮時代の「対立二元論」が頑迷にこびりついている方ほど、単なる“勝ち/負け”で単純なご判断をされることになります。



《 今週の運勢1/牡羊宮〜乙女宮 》


【 1.牡羊宮 = Sign Aries 】

牡羊宮の今週の運勢の見方のポイントは、いつもの春分点の「海王星」で、変わり映えしないのでそれを除けば、牡羊宮の「ケレス」と天秤宮の「太陽」の衝(オポジション=180度)、ノーアスペクトの蠍宮の「火星」、そして下方矩(ロウアー・スクエア=90度)サイン(宮)の蟹宮の「木星」です。

ここまで類似の象意傾向がそろうと“1回休み”となる運勢期で、ご自身の内面性や周囲の状況を客観視しつつ、精神面を含めて活動を見直されるのもよいときです。

【 2.牡牛宮 = Sign Taurus 】

牡牛宮の今週の運勢の見方のポイントは、蠍宮に入宮していく「水星」と、それまで交歓(ミューチュアル・レセプション)の乙女宮の「金星」、そして対宮の蠍宮の「火星」です。

要は「水星」「金星」「火星」のパーソナル・プラネットが対宮の蠍宮に集中する今週なので、昨今の上方矩(アッパー・スクエア=90度)のサイン(宮)水瓶宮1度Rの「冥王星」を交えて、組織や社会の頂点に立つのみならず、宇宙の真実に通じる本物のご自身による社会的な使命や責任意識による活動の転換期をされていかれることを意識されるとよいでしょう。

【 3.双子宮 = Sign Gemini 】

双子宮の今週の運勢の見方のポイントは、なんと言っても双子宮1度Rの「天王星」が底辺となって、蠍宮に入宮していく双子宮の共鳴星「水星」を頂点とするYOD(ヨッド=60/150/150度)を形成することです。

「水星」は乙女宮の「金星」と交歓(ミューチュアル・レセプション)で、春分点の「海王星」を衝(オポジション=180度)として「霊識開元」の複合ディレクションをもたらす土星外惑星(トランス・サタニアン)と密接に関わる今週でもあることから、宇宙法則との共鳴関係を伴なってもたらされる「霊識開元」や“既存権力の崩壊”の意味をご自身のものとされていかれるとよいときです。

【 4.蟹 宮 = Sign Canser 】

蟹宮の今週の運勢の見方のポイントは、いつものように上方矩(アッパー・スクエア=90度)のサイン(宮)牡羊宮のカスプ(尖点=象意の最も強い点:境界線)春分点の「海王星」と牡羊宮8度の「ケレス」です。

春分点の「海王星」は「霊識開元」の複合ディレクションをもたらす土星外惑星(トランス・サタニアン)の小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)の頂点で、「ケレス」は下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の天秤宮の「太陽」と衝(オポジション=180度)、これらは新たな出発期となる課題をもたらすことが起こりえます。

【 5.獅子宮 = Sign Leo 】

獅子宮の今週の運勢の見方のポイントは、下方矩(ロウアー・スクエア=90度)のサイン(宮)蠍宮の「火星」もさることながら、「蠍宮」直前のYOD(ヨッド=60/150/150度)の頂点をとる「水星」と対宮の水瓶宮1度Rの「冥王星」との矩(スクエア=90度)です。

対外的な社会活動やお仕事でご活躍されるというよりも、その将来のための準備のときで、今後の宝瓶宮時代の理想の自己像を意識におかれて、世俗の頂点にかぎらず、社会に通じる深層の精神意識をいっそう目指されるなど、模索や意識をされていかれるとよい今週です。

【 6.乙女宮 = Sign Virgo 】

乙女宮の今週の運勢の見方のポイントは、乙女宮の「金星」なのですが、そこではなく蠍宮直前の天秤宮の「水星」と交歓(ミューチュアル・レセプション)であることで、乙女宮の共鳴星である「水星」がYOD(ヨッド=60/150/150度)の頂点をとっていることです。

土星外惑星(トランス・サタニアン)の小三角(ミニ・トライン=60/60/120度)の頂点の春分点の「海王星」を衝(オポジション=180度)としていることもあり、「霊識開元」やウラ・ディレクションの“既存権力の崩壊”を、直接間接を問わず意識され、ご関心を寄せて、何かにお気づきになられるとよいでしょう。

One-Point ◆ 上述の「今週のホロスコープ」や「乙女宮」にも書いたとおり、蠍宮直前の「水星」が象わすアスペクト(位相、座相:局面)といった位置関係が今週のポイントです。ディレクションでいえば、「霊識開元」であり“既存権力の崩壊”へのご認識や知識など、意識されるべき今週です。


*ご注意 : ここに書いた内容は、ご参考に留めおきください。不特定多数を対象にした「星のディレクション」をリーディングしたものなので、個々の出生日時によっては、時期や内容や範囲に個人差が生じます。また、今週の運勢単位では、個人の強い意志は、星のディレクションを超えて作用することが可能です。




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