宝瓶宮占星学 ―宝瓶宮時代の新しいアストロロジー―
HOME > 宝瓶宮時代のライフスタイル > 「新嘗祭」の朝を読んでみた
●2023年12月 2日アップ
たま〜に、イベントなどでお出かけの日にやります。
今日はどんな運勢の日かな? 何か注意すべき点はあるのかな?
終わってから、実際の出来事と照らし合わせてチェックです。
かといって日常の1コマですので難しいリーディングは行ないません。
先月11月23日は「新嘗祭」の日で、早朝の出発時の「基本軸」まわりをササーッと見てみました。
プライベートな自分の出来事をリーディングするので、基本的な情報はすでに頭の中にインプットされています。
自分のネイタル・ホロスコープ(出生天球図)ゆえ、基礎から読まなくてもいいのでラクちんです。
当日の運勢ディレクションを簡潔に読むだけです。
当日は、大袈裟な表現ですが、“生きて帰れるか”どうか、また“生まれ変わろう”というかすかな想いがありました。
リハビリを終えて、はじめての遠出となるからでしょうか?
「新嘗祭」に向かうために、朝早く出た瞬間のホロスコープが下図です。
One-Point ◆ 「新嘗祭」のイベントから帰って、「そういえば当日はどんなホロスコープだったのだろう?」と思いました。何気に“生死”や“新生”を感じていたからです。1日の中でも時間とともに“運勢”は変わります。
●ワンポイント解説です。
ASC=上昇点はイベントの方向性に影響します。
「蠍宮」なので“大成功”か“大失敗”の両極端の可能性がありました。
その共鳴星「冥王星」は下方矩=90度でIC=北中点に合=0度です。
これが早朝の出発時に右の本文に書いた“生きて帰れるか”どうか、また“生まれ変わろう”と感じたことの“正体”です。
蠍宮や冥王星の特徴的な象意をご存じであれば「ああ、そういうことね」とご納得いただけると存じます。
ほかの「基本点」DES=下降点やMC=南中点も、それぞれにご参考にできますが、他人事になりますので、ここでは省略でよいでしょう。
自分とホロスコープは、どちらが絶対とかではなく相乗作用です。
「ホロスコープ」一つですべてが決まるわけではありませんし、かといって自分だけで決めているものでもないのです。
毎年、毎月、毎日、毎時、そのときどきに応じて“宇宙波動エネルギー”の影響を知らずに受けています。
それが日常ですので、つい、自分ですべて決めていると思いがちです。
マジで言えば、時間の流れに伴なう“宇宙波動エネルギー”による「星のディレクション」(運勢変化)を時空を超越して常に受け続けています。
ただ、物理的な強制力はありません。
「深層の精神意識」との共鳴関係によってもたらされますので、最終的な意志判断は誰であっても自分で行なっていますので、そのことに気づかないのです。
社会的な出来事にのみに「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)が働くわけではなく、個々人のプライベートに同様に働いています。
ということがありまして、「新嘗祭」の朝をプライベート・リーディングをみてみました。
One-Point ◆ 無事生きて帰ってきました。生まれ変われたかどうかはともかく、よい体験だったと思っています。どう出発時のホロスコープに象われていたのか、リーディングの参考にもなります。
いちばん簡潔かつ有益な、「基本軸リーディング」(基本三数リーディング)で行ないます。
ハウスシステムにおける4つの「基本点」は最重要ですので、ポン、ポン、ポン、ポンと「基本点」まわりを確認して終わりです。
1、ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)…東の地平線上。
2、IC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点) …足元の地球の真裏側。
3、DES(Desendant:ディセンダント=下降点)…西の地平線上。
4、MC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)…頭上の天空真上側。
ハウスシステムは、日本では「プラシーダス」「コッホ」「レジオモンタナス」「キャンパナス」がよく用いられています。
これらは「基本点」によってハウス分割をしたものです。
地上を最も象徴するアストロロジカル・ポイントが「基本点」です。
ただし、「ホロスコープ作成ソフト」のデフォルト出力では、MC=南中点&IC=北中点のタテ軸が右に左に傾いて簡略化されています。
One-Point ◆ ありていに申し上げれば、図として間違っています。ホロスコープってそういうもの、それが当たり前と思うのは勝手ですが、頭上側の「MC=南中点」を“ミッドヘブン”(天空のど真ん中)と呼ぶように、垂直でなければ正しくはありません。
出来事をリーディングする「ホラリー」でもご紹介していますが、「基本三数リーディング」で要点を簡潔にリーディングできます。
リーディングの省エネにもなる宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」通称:宝瓶宮占星学の秘技となる独自のノウハウです。
現代占星術では、「星」と「サイン(宮)」の解釈を中心とするため、「基本点」を伴なうハウス(室)の解釈は不得手です。
見えてきません。
当サイトで、縷々「ハウス(室)」や「アスペクト(位相、座相:局面)」が重要なことをご紹介いたしております。
もし、“星読み”の度が過ぎて客観性を喪失されていると、中には何のこととスルーして「ピッキーン!」とキャッチできない方もいらっしゃるでしょう。
自由にご判断されていいのですが、簡潔にでも「セルフ・リーディング」(プライベート・リーディング)ができると、これまで見えてこなかったものが見えてきます。
宇宙開闢(ビックバン)とともにある“宇宙背景放射”ではありませんが、歴史的にも時空を超越した“宇宙波動エネルギー”の影響をわれ知らずとも受け続けているのです。
物理的な影響力ではなく、「深層の精神意識」との共鳴関係なので、客観的にご自身の深層をチェックできる方でないと気づきにくいのです。
ですが「基本三数」によるホロスコープ(宇宙数理模式図)から、誰にでもその象意的な影響を論理的に読みとることができます。
ホロスコープ・リーディングが簡単にできるようになるのです。
One-Point ◆ 占星術の“象意解釈”とも結びついています。ただし、古典理論は“疑似科学”(迷信)とされ、現代占星術は“主観解釈”の連鎖に陥っていますので、いつまで象意解釈が続けられるのかは分かりません。
ホロスコープ・リーディングのスキルは特殊です。
とくに“ホロスコープ占い”の現代占星術は、理論というより海王星の象意に基づいた茫漠とした主観や直観がメインなので、一般的に見て科学的な思考をされる方がマスターされるのはムリでしょう。
宝瓶宮時代の新しいアストロロジーは、ホロスコープ自体が成り立つ宇宙この世界の根幹法則「基本三数」やその展開「数理法則」の本意(基本の象意、ほんとうの象意)をベースとします。
誰にでもご納得いただける論拠が特徴です。
実際の宇宙に基づいた「本意」ゆえに、過去の占星術師による主観に主観を重ねた拡大解釈が散見できる現代占星術の象意解釈を客観的にチェックできます。
どの部分が正しい解釈なのか、どの部分が誇大解釈に流れているのか、ご受講された方はお分かりだと存じますが、論理をもってみえてきます。
One-Point ◆ 人生や社会活動は、人為だけではありません。天意を代理する“宇宙波動エネルギー”との兼ね合いで進んでいます。“本流”だけでなく“逆流”もあり、ホロスコープ(宇宙数理模式図)でしか得られない対処や注意すべき点を、超常的に体験できるといえます。
図説:自分軸と実在軸 ← BACK
NEXT → 戦後の日本は「牡牛宮」
※当ページの内容は著作権法により保護されております。無断使用はご容赦お願い申し上げます。
Copyright(C) 2005-2023 Aquariun Astrology - Seiji Mitoma All rights reserved.